では、明日もいっちょ

毎日の生活でビビッときたことを、わたしなりの言葉で届けます

紅玉の季節です。

こんばんは

 

日も短くなって

台風の影響もあって

すっかり秋っぽくなりました。

 

風邪薬が活躍する季節です。

ヒートテックを買い足す季節です。

ほっこりする美味しいものが街中にあふれる季節です。

袖の長いセーターを着て

大判のマフラーに顔をうずめたくなる季節です。

ゆっくり自分の時間を過ごしたくなる季節です。

 

そして

紅玉の季節です。

 

母が好きで

うちでは毎年この季節になると

紅玉を使った料理がテーブルに並びます。

 

今日はそのなかでも

タルトタタンを紹介します。

 

 

 タルトタタンはフランスのお菓子です。

型の中に砂糖とバターで煮たりんごを敷きつめて

その上にタルト生地をのせて焼きます。

焼きあがったらりんごを上にして食べます。

 

19世紀に開発されたお菓子で、

アップルパイを作ろうとしていたところ

りんごを焦がしてしまった失敗からできたそう。

そのため割と簡単に家で作ることができる。

そのうえ失敗しにくく、おいしい。

なによりうれしいのが焼きたてが一番おいしいこと

シフォンケーキをよく家で作るんですが、

あれは焼きあがってから

何時間もかけて冷やさないと食べれないので、

いつも食べたくてうずうずしてしまう。

タルトタタンはすぐ食べられるのが

わたしとしてはとてもうれしいことなんです。

 

まずお鍋で砂糖を溶かしバターを入れて、

そこに皮をむいて8等分にした紅玉を並べていく。

りんごがキャラメリゼ色に染まり角がとれる頃には、

家中キャラメルの香ばしいにおいでいっぱいになる。

 

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なにって、

りんごをひっくり返しながらおなべの上に顔を出すと

鼻いっぱいにキャラメル味の白い煙が広がって

目の前にはキャラメリゼをまといだしたりんごたち。

見ているだけでおいしそう。

この瞬間がタルトタタンを作っていて一番幸せな時間。

二番目は焼き立てを家族で食べる時。

 

 

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何度も言いますが

焼きたてが一番。

一回冷蔵庫にしまっても食べるときは

是非チンしてください。

 

今日も一日おつかれさまです

では、明日もいっちょ